もともと本州で暮らしていたKさまは、お子さまが取り組んでいるアイスホッケーが本格的にできる十勝清水に移住。清水町でマイホームを建てることにしました。
北海道で家を建てるからにはと、市街地に近い敷地324坪というゆとりある土地を選びます。お子さまが通うアイスホッケーのスケートリンクも徒歩圏内にあり、理想的な立地です。
正面の玄関は奥さまの希望で併設したカフェ「トリアノン」の出入り口です。フラットルーフの1階部分が店舗で、三角屋根の上下階が住宅になっています。
庭を眺められるカフェ店内。濃い色に塗装した梁や、無垢床も良い雰囲気。ソファ席の手前にある大きな窓からはデッキに出ることもできます。
カフェの厨房は対面式のカウンタータイプ。カウンター越しにサーブや片づけができ、動線にも優れています。Kさま邸を担当したのはウッドライフの脇坂です。
脇坂「うちの建物はよく、『カフェみたい』だと言われるのですが、自分自身がカフェ好きなのも影響しているかもしれませんね。Kさまのお宅は、飽きのこないナチュラルなウッディスタイルに仕上げています」。
こちらはアールを描いた玄関ドアが印象的な住宅の玄関。
家族が過ごす住宅部分は、おおらかな吹抜と階段のあるLDKが中心。家族が2階にいても一体感を感じられる造りになっています。
左/大きな吹抜窓からは、のどかな景色が眺められます。2階個室にはリビングに面した小窓も設けました。
右/お子さまの個室は高い天井を生かしたロフト付き。はしご階段や柵を付けて、安全性も確保しています。
ご家族のつながりを大切にした居住スペースと、地域の人たちが集うカフェ。奥さまの選んだインテリアが映える、シンプルなデザインと深みある配色で魅力あふれる一棟となりました。