塔屋風ダイニングのある家 帯広市Hさま邸

帯広市Hさま邸は、モダンテイストに南欧のエッセンスをプラスした個性的な外観です。出窓風になっているダイニングと上階の外壁は黒の木目調、リビングにあたる片流れ屋根の1階部分から玄関にかけては白の塗壁で仕上げました。

担当の富原は「屋根をフラットから片流れにするだけでも、印象がガラリと変わります」と言います。

玄関ポーチや階段にはテラコッタ調タイルを、ドアには格子窓付きドアを採用しました。玄関灯はガラスのブラケットライトを使っています。

内部は素材にこだわり、壁は塗壁仕上げに、床も無垢材を使っています。パーテーション代わりに付けた柱で、視線を通しつつも空間を緩やかに仕切っています。

ダイニングは、塔屋のように角度を付けた窓辺のおかげで、特別感のある居心地の良い空間になっています。まるでカフェやヨーロッパのレストランのよう。壁際にはカウンター付き収納も付けました。

グリーンの壁紙に天然木を使った上下収納で、若々しく洗練された印象のキッチン。吊り収納も使いやすい高さに設置しており、上部は雑貨を飾って楽しむこともできます。

リビング横には小上がり風の和室をプラン。便利な引き出し収納も付いています。

左/洗面室にはターコイズブルーの壁紙をチョイス。洗面台は木製で、実験用シンクを使っています。大人が2人並んでも余裕の広さです。

右/玄関は奥さまお気に入りのシャンデリアの光が塗壁にランダムに反射し、本場南欧の雰囲気です。